カテゴリ:生徒に向けたメッセージ
「集団」について考える
※令和8年9月29日(月)の全校朝礼の講話の内容です。
今日は、東海中学校という「集団」について考えてみたいと思います。
みなさんは、渡り鳥の「雁」を知っていますか?長い距離を飛ぶとき、V字の形をつくります。前を飛ぶ鳥が生み出す空気の流れに乗ると、後ろの鳥は楽に飛べるそうです。そして、いちばん疲れる先頭は、交代しながら進みます。誰か一人が力尽きることのないように。一羽では遠くまで行けない。でも、みんなで支え合えば、はるか遠くまで行ける。雁の飛び方には、集団で生きる知恵が詰まっています。
さて、9月も今週で終わり、令和8年度も折り返し地点を迎えます。
7月に行った学校風土調査では、東海中学校はとてもよい結果でした。一人ひとりが自分の役割を果たし、まわりを大切にしてきた、その積み重ねの結果です。
ただ、このよい校風は、先輩たちや先生方、保護者、地域の方々が長い年月をかけて育ててくれたものです。みなさんはそのバトンを受け取り、次の代へ渡していく。それが、東海中学校の一員としての役割です。
令和8年度の後半の学校をつくるのは、引き続きみなさん自身です。委員会活動は、新しいメンバーでのスタートですね。渡り鳥と同じで、一人ひとりが役割に責任をもち、困っている人がいたら自然に支え合う。自分たちでより良い学校になるための取組を考え、実行する。それが「自治」です。自分の仕事が学校を支えていると感じられることは、人の自信にもつながります。
また、今週から本格的な取組が始まる音楽祭も同じことが言えます。声の大きい人も、小さい人も、得意な人も、苦手な人も、みんなの声が重なって、初めて一つの音楽になります。誰か一人が欠けても、その音楽にはなりません。渡り鳥の群れのように、それぞれが自分の場所で力を出し、互いの声を聴き合う。その過程が、みなさんを成長させます。
音楽祭の取組を始め、様々なところで、もっともっと東海中学校のよさを見せてほしいと期待しています。そのよさは、朝のあいさつ、委員会の仕事、合唱の練習、その一つひとつの中にあります。
人を大切にすることは、まわりの人の役割や努力を大切にすることです。誰かが支えてくれているから、自分は力を発揮できる。そして自分も誰かを支えられたら素敵ですね。
折り返しの今、自分はこの集団でどんな役割を果たせるか、考えてみてください。仲間と力を合わせて、誰にとっても居心地のよい東海中学校にしていきましょう。みなさんなら、きっとできます。信じていますよ。
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公開日:2026年10月26日 09:39:20
更新日:2026年10月26日 09:42:58